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2012年12月31日

『籐椅子の裸婦』 1996 

『籐椅子の裸婦』 1996 

この年には何人のモデルさんに来てもらい、何枚の裸婦を描いたのだろう・・・。

まだ、三島市にアトリエを借りていた頃だったので、モデルさんも呼びやすかったんだろうな・・・。

《第一美術画廊》に掲示していた《モデル募集》のポスターの効果もあったのだろうけど・・・。


『籐椅子の裸婦』 1996 油彩 F10

  

Posted by TOYO at 08:19 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月30日

『裸婦ー記念碑』 1996 

『裸婦ー記念碑』 1996 

思い出深い作品です。

銀座『あかね画廊』での個展で、大手新聞社4社に取り上げられ紹介された作品です。

このような小さな作品が記事になるのは異例のことということでした。

ちょうど取材のときに来ていた、東京のOLさんが買ってくださいました。

この個展では、『裸婦』の油彩作品が数点売れるという、珍しい現象もあり・・・やはりマスコミの力は大きいと感じたものです。


『裸婦ー記念碑』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 14:14 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月29日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

SM(サムホール)の『裸婦』が続きますが・・・このサイズ、慣れると描きやすいのです。

縦横の比率が良い塩梅で・・・P型のキャンバスに近い比率なので、人物画の全身像にはちょうど良い感じなのです。


ちなみに・・・F型はフェイス型、P型はピクチャー型、M型はマリン型の頭文字です。


『裸婦』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 16:02 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月29日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

エロティシズムと猥褻の境目はどこにあるのだろうか・・・ジャン・ジャンセンのように、究極のエロティシズムを追求した画家もいますが、とても難しい問題だと思います。

昔、ある画廊で個展を開いたとき、ショウウインドウに『裸婦』を展示しようと思ったのですが、画廊店主に「裸婦をショウウインドウに展示するのはどうも・・・」と、拒否されたことがあります。

残念ですが、美術に携わる画廊店主でさえそうなのですから、一般の方は理解できないものがあるのだろうなぁと思います。


『裸婦』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 09:40 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月28日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

まだまだ裸婦が続きます。

この年は多くのモデルさんをお願いしたようです。

こうして振り返ってみると、驚く程の多くの絵を描いている・・・47歳かぁ・・・若かったんだなぁ・・・。


『裸婦』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 08:43 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月27日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

裸婦モデルをやろうという女性には3種類くらいあるように思います。

①お金のため。
  プロのモデルさんは当然このグループに入ります。
  本人も絵を描くという女性も多いようです。
  実際に美大生の女性もいました。美大はお金がかかりますから・・・。

  元々写真のモデルだった女性が、年齢を重ねて絵画モデルになるのが多いようです。
  アマチュアでも、アルバイト感覚で脱ぐ娘も多かったように思います。

②裸を見てもらいたい。
  ちょっと変な表現ですが、実際に何人かのモデルさんはそうだったようです。

③若いうちに、記念に描いておいて欲しい。
  先方から描いて欲しいと頼まれてモデルにしたことも数回あります。

  お母さんが、自分の娘を描いて欲しいと言ってきたこともあります。
  この時は、モデル代は支払わず作品を差し上げました。

ちなみにこの作品のモデルさんは、①と②の両方・・・バイト感覚で脱ぐのも平気・・・といった感じでした。


『裸婦』 1996 油彩 F10

  

Posted by TOYO at 15:45 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月27日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

この作品は、12月19日に投稿した『ひとり』F15と同じデッサンを使って描いたものです。

僕はモデルさんをお願いするとき、15~20枚のデッサンを描かせてもらいます。

15分程度のポーズデッサンと動きながらのクロッキーを数枚、一気に描きあげます。

そのデッサンがその後の作品のモチーフとなるのです。

つまり、肖像画以外は、作品を描くとき目の前にモデルはいないわけです。

モデル代は3~5万円かかるので、貧乏絵描きの苦肉の策です。


『裸婦』 1996 油彩 F3

  

Posted by TOYO at 08:23 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月26日

『裸婦』 1996 

『裸婦』 1996 

僕の作品のほとんどが人物画なのですが、その7割くらいは『裸婦』です。

『裸婦』を描くということには多くのリスクがあります。

一番には、画家の技量がはっきりと出てしまうこと・・・ごまかしがきかないということです。

二番目には、経費がかかるということ・・・モデル代は大きな出費になります。

三番目は、売れないということ・・・日本ではまだ『裸婦』の絵を飾ることに抵抗があるようです。
ですから、契約していた銀座のH画廊さんから、コスチュームの作品を依頼されて『道化』を描くようになったのです。


『裸婦』 1996 油彩 F3

  

Posted by TOYO at 08:35 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月25日

『道化ー涙』 1996 

『道化ー涙』 1996 

この年は、作品の簡略化・図案化・平面化・・・などなど、多くのことに挑戦した年でもあった。

ニュージーランドでの個展の話が持ち上がったのもこの年だった。


『道化ー涙』 1996 木版 Ed10

  

Posted by TOYO at 17:09 Comments( 0 ) 版画

2012年12月25日

『道化の自画像』 1996 

『道化の自画像』 1996 

昨日紹介した『道化の顔』と同じく自画像です。

前作は髭を描かなかったのですが、こちらでは描きました。

この頃はまだ黒かったんですねぇ・・・髭・・・。


『道化の自画像』 1996 油彩 F6

  

Posted by TOYO at 08:18 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月24日

『道化の顔』 1996 

『道化の顔』 1996 

《大道芸ワールドカップ》の会場で、道化のメイクの実演を見てきた。

「これは面白い」と早速メイク道具を購入。

早速じぶんでもやってみたのだ。

・・・というわけで、この作品はメイクをしていない自画像を描き、メイクした顔を鏡で見ながら描いてみた。

プロフ写真になっているものです。


『道化の顔』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 16:07 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月24日

『太鼓』 1996 

『太鼓』 1996 

黒だけで表現することの難しさと、だからこそ伝えたい余白の意味合い・・・。

白いまま残すということの重要性・・・木版だからこその表現だと思う。

白く残すところを彫っていくのだから・・・。


『太鼓』 1996 木版 Ed10

  

Posted by TOYO at 09:33 Comments( 0 ) 版画

2012年12月23日

『青い帽子』 1996 

『青い帽子』 1996 

この作品は《大道芸ワールドカップ》でのスケッチから描きました。

大会ボランティアスタッフの女の子にお願いして描かせてもらいました。

はじける笑顔が眩しかった・・・。


『青い帽子』 1996 油彩 F4

  

Posted by TOYO at 07:25 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月22日

『女』 1996 

『女』 1996 

木版画を創ってみようと思ったのは、版画作家のS氏に出逢ってからだ。

S氏は銅版画の作家なのだが、毎年木版画の年賀状をくださるので、違いを訊いてみたのだ。

答えは「銅版画は描き加えてゆくが、木版画は削ぎ落としていかに簡略化するかだ」だった。

そこで、どこまで削ぎ落とすか・・・に挑戦した。

このことが、後の水墨画を描くことに大いに役立った。


『女』 1996 木版 Ed5

  

Posted by TOYO at 17:59 Comments( 0 ) 版画

2012年12月22日

『私に隠すべきものはなにもない』 1996 

『私に隠すべきものはなにもない』 1996 

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この作品は11月16日に投稿した『踊り子』と同一の作品にマスクを付け、衣装を着せたものです。

以前にも書きましたが、僕の人物作品はすべて裸婦(夫)が下地になっているのです。
(肖像画は除きますが・・・)


『私に隠すべきものはなにもない』 1996 油彩 F4

  

Posted by TOYO at 08:33 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月21日

『夏の名残り』 1996 

『夏の名残り』 1996 

この絵のモデルさんは、素人の娘さんですが、実際に日焼けしていたのです。

「あ~ぁ」という気持ちになりましたが、仕方がないので予定より少ないデッサンをした記憶があります。
  (プロのモデルさんは、日焼けの痕をつくりません)

ということで、こんな作品が生まれました。


『夏の名残り』 1996 油彩 F3

  

Posted by TOYO at 17:19 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月21日

『烏 Crow』 1996 

『烏 Crow』 1996 

何故、背景にLoveの文字があるのか・・・それも裏返しに・・・?

シルクスクリーンは、他の版画と異なり反転はしないので、裏返しの文字になることはないのに・・・。

油彩画と違い、版画やフロッタージュは、ひらめきで一気に創ることが多いので、なにか思いついたのだろう・・・。

きっと、何かの意図があったのだろうけど・・・今となってはわからない・・・。


『烏 Crow』 1996 シルクスクリーン Ed20

  

Posted by TOYO at 08:49 Comments( 0 ) 版画

2012年12月20日

『少年とりんご』 1996 

『少年とりんご』 1996 

何故このタイトルになったのだろう?

この作品を描くきっかけは、手廻しオルガンだったはずなのだが・・・。

この坊やのモデルは近所の子だったと思うが、そのへんも定かではない・・・

やはり、きちんと記録を残しておくべきだったろう・・・。


『少年とりんご』 1996 油彩 F10

  

Posted by TOYO at 17:01 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月20日

『ペロペロ』 1996 

『ペロペロ』 1996 

この作品もモデルは《どん君》です。

多くの作品のモデルになってくれました。

そういえば、《陸君》は一枚も描いてないなぁ・・・。


『ペロペロ』 1996 油彩 SM

  

Posted by TOYO at 08:22 Comments( 0 ) 油彩作品

2012年12月19日

『ひとり』 1996 

『ひとり』 1996 

座っている位置に意味があります。

色々なことが想像できます。

今まで、ここには誰が座っていたのか・・・それとも、これから誰かが座るのか・・・。


『ひとり』 1996 油彩 F15

  

Posted by TOYO at 16:58 Comments( 0 ) 油彩作品