スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。   

Posted by スポンサーサイト at

2013年01月06日

『イカロスの海』 1998 

『イカロスの海』 1998 

【ギリシャ神話・イカロス】

ダイダロスはイカロスの父で、細工の名人であった。ダイダロスがミノス王のためにラビュリンス(迷宮)を造った。

ダイダロスは後にミノス王から見放され、息子のイカロスと共に、ある塔に閉じ込められてしまった。

その塔を抜け出すために、鳥の羽を集めて、大きな翼を造った。大きい羽は糸でとめ、小さい羽は蝋(ろう)でとめた。

翼が完成した。二人は翼を背中につけた。

父ダイダロスは、息子のイカロスに言う。

「イカロスよ、空の中くらいの高さを飛ぶのだよ。あまり低く飛ぶと霧が翼の邪魔をするし、あまり高く飛ぶと、太陽の熱で溶けてしまうから。」

二人は飛んだ。

農作業中の人々や羊飼いたちが二人の姿を見て、神々が空を飛んでいるのだと思った。

イカロスは調子に乗ってしまった。父の忠告を忘れ、高く、高く飛んでしまった。

太陽に近づくと、羽をとめた蝋(ろう)が溶けてしまった。イカロスは羽を失い、青海原に落ちてしまった。

以後、その海はイカロスと名づけられた。


『イカロスの海』 1998 油彩 F10

  

Posted by TOYO at 15:43 Comments( 0 ) 油彩作品

2013年01月06日

『あなたのその・・・』 1998 

『あなたのその・・・』 1998 

この頃から書を取り入れ、詩と絵の融合する作品を創り始めました。

ニュージーランド・オークランド市での個展の展示作品です。

来場の方の多くがfrottageと書道に関心があったようで、たくさんの質問をいただきました。


『あなたのその・・・』 1998 frottage・墨